→2014年『土屋の目』はこちら

第28回    2018.12.1   『おめでとう!おつかれさま!』
ふれあい野球連盟の2018年の活動を締めくくる
ふれあい野球大会&納会!!お疲れ様でした!

今年は、とにかく“平成最後”という節目ということで
特に記憶に残る大会となったわけですが・・・

ゴールドリーグ優勝【チーム・ダイナマイツ】は
投手力・守備力・打力の全てにおいてレベルが高く
バランスの良いチーム力!
最初から最後まで余力を残して優勝を決めたといっても
過言ではないほど、王者の風格を見せつけての優勝でした。

レッドリーグ優勝【ビーマックス】は、
前半戦でも快進撃を続けていたものの、
後半戦でチーム力がさらに覚醒!
前半戦では、筆者の印象では、5点取られても6点取って勝てばいい!
みたいなノリを感じていましたが、後半戦では、今まで以上に守備の意識が
高くなっているように感じたのは気のせいですかね。
来年のゴールドで、台風の目となりそうですね!

ホワイトリーグ優勝【ウイングス】は
前半戦5試合を終えた時点で3勝2敗だった一方
新規参入の小中台わかばは 開幕5連勝!
小中台わかばが独走優勝するものと見られていた
ホワイトの優勝争いを、大外から驚異の末脚で差し切った!的な
逆転優勝でしたね。実はウイングス戦を筆者は、今年一度も見ることができませんでしたが
ふれあい野球連盟“古株”の意地を見せてくれた優勝でした!

ところで、筆者がこの【ふれあい野球ダイジェスト】で
決定的一打の写真を撮り、自己満足的にネタにしていた
【土屋の目 ベストショット・オブ・ザ・イヤー】。

ただのネタのつもりでいましたが、改めて見返してみると
じつに惚れ惚れする打撃の数々。
ここはやはり独断と偏見で、思い入れのある激写のうち
【土屋の目 ベストショット・オブ・ザ・イヤー】を
決めさせていただきます!!!

【土屋の目 ベストショット・オブ・ザ・イヤー2018】は・・・・

第7回ふれあい野球ダイジェストで
ツーランホームランを放った瞬間を捉えた
【チーム・ダイナマイツの4番打者 鎌田選手】の写真に
贈りたいと思います!

かなり低めの球をすくいあげた衝撃の放物線。
投げたピッチャーも驚いたはずの一発!
じつはたまたま間違えて連写で捉えてしまった写真ですが
結果的に、実に美しく打撃フォームを捉えていて
奇跡の連写がうれしい激写なのでした!

興味のある方は、第7回までさかのぼり
鎌田選手の写真、ぜひ見てみてくださいね!

このふれあい野球ダイジェストでは、
試合前の選手たちに声を掛けたりして
ヘタに勝敗に影響してはいけないと、
挨拶も省略し、星飛馬の姉 明子姉さんのように
陰から見守ることに なるべく徹して取材しております。

各チームにできるだけ迷惑をかけないことをモットーに
また来年、今のところ継続するつもりでおりますので
もし良ければ、温かい目で見ていただけると幸いです。
今年1年、ありがとうございました。









第27回    2018.11.25   『2冠達成!』

千葉ふれあい野球連盟トーナメント大会2018。
決勝戦は、ゴールドリーグ準優勝のジャパンとレッドリーグ王者のビーマックス!!!

ビーマックスは過去のトーナメント戦で一度だけ決勝戦に進出した事がありましたが、
今回2度目の決勝進出で初優勝を狙います。

一方ジャパンは、5度目のトーナメント制覇なるか!
ゴールドリーグの誇りにかけて、負けるわけにはいかない・・・・・

・・・・・と、思っていたものの、結果は2対1でビーマックスが勝利!!

それにしても、ジャパンの筆者としては・・・・
これまで何度も対戦したビーマックスの中で今回が一番強かった。
完敗といった印象です。

ヒットの数ではジャパンが3安打だったのに対しビーマックスは、7安打。

四死球も、ジャパン先発 星野投手が5個だったのに対し
ビーマックス先発 小宮山投手は、2個。

そして、筆者が最もビーマックスの強さを感じた部分。
それがエラーの数です。
今回の決勝戦で、ジャパンが3つのエラーをしていたのに対しビーマックスはゼロ。

この試合で12個のフライを打ち上げているジャパン攻撃陣の反省もあるのかもしれませんが
ノーエラーで試合を終える事ってなかなかできることではありませんよね。

例えば、4回裏ジャパンの攻撃の場面。
先頭打者 鷲巣選手が二塁打を放ちノーアウトランナー2塁。
ここで2番打者 長塚選手が絶妙なセーフティーバントを3塁脇へ転がしました。

このしびれる場面での、難しい打球を、ビーマックスの三塁手 坂本選手が
見事なフィールディングで一塁へ送球。俊足の長塚選手の足でもわずか届かず、キッチリアウト!

1アウトでランナーが3塁へ進みましたが、
後続をそれぞれ内野フライに打ち取りビーマックスは、この回を無失点で切り抜けました。

2009年にふれあい野球連盟に参入して以来、ちょうど10年目の今年、
意外にも、初めてリーグ優勝を経験しトーナメントも初優勝したビーマックス。

失礼ながら、去年までの【勝ちきれなかった】ビーマックスなら先ほどの場面・・・、
エラーや四死球でさらにピンチを広げ、あっさり得点を許していたはずです。

要は、ビーマックスは【そう簡単にミスをしてくれないチームに変身している】・・・
と感じた筆者なのでした。

攻撃では、ビーマックスの1番打者 吉原選手が
初回に痛烈レフト前ヒットでかき回し、1点先制を呼び込み・・・

さらに3回表にも、この回先頭の また吉原選手が、
あわや千葉公園球場の柵超えかと思わせるツーベースヒットでチャンスメイク。
3番打者 関選手がタイムリー2塁打を放ち、1点追加 2対0。

ジャパンも5回裏にノーアウトランナー3塁から6番菊池選手がセカンドゴロを放ち、
3塁ランナー生還、2対1。
6回裏にも1アウトランナー3塁の一打同点のチャンスを作ったジャパンでしたが、
ここもセンター佐藤(純)選手の好守などで無失点で守り切ったビーマックス。

レッドリーグ優勝。トーナメント優勝。2冠達成!ビーマックスナインおめでとうございます!

来週の納会で、美酒に酔いしれてください。











第26回    2018.11.18   『熱戦!トーナメント大会!』

1対5。
4点を追いかける最終回 ホワイトキャップスの攻撃。

『ランナーためよう!』

そんなベンチの期待に応え、この回先頭
左打者の宮本選手が、粘りに粘った末、左中間にジャストミート!

最近、野生のカンが働き、高確率でヒットを激写している筆者のカメラが
その美しいヒットを捉えていますよ!宮本選手。

左バッターが左方向に放つ打球というのは
芸術的で、見ていて惚れ惚れしますね。

さらにさらに4番伊東監督の代打で登場した笠原選手が
三塁手の頭上を切り裂く弾丸ライナー安打!
笠原選手・・・撮ってますとも!渾身のフルスイング!

今年で17回目を迎えたふれあい野球トーナメントは
ホワイトキャップスが、1回戦ではオヤジーズを相手に
3対0で勝利。

一方、ドルフィンズを9対2で破って
2回戦に進出したのがヤングパイレーツ。

農政センターで行われていた2回戦
ホワイトキャップス 対 ヤングパイレーツ戦は

【レッドリーグ】のヤングパイレーツが
【ゴールドリーグ】のホワイトキャップスを
土俵際まで追い込んでいた中、
最終回にホワイトキャップスが
意地の連打でノーアウト1塁2塁のチャンスを作り
大きなのヤマ場を迎えていました。

2回からマウンドを任されていたのは、ヤングパイレーツの左腕
有田投手48歳。

有田投手は、緩いボールで打者のタイミングを外しながら
打たせて取る軟投派。
この日筆者が見ていた限り、四死球はゼロ。
ヒットは打たれても、なかなか崩れません。

その有田投手を相手にホワイトキャップスの5番打者
今井選手はライトフライに打ち取られ、
続く川崎選手はサードゴロでしたが、ゲッツー崩れの間に1点ゲット!
ツーアウトながら、これで2対5。

そして7番岩川選手がレフトへ大飛球を放ちます!
しかし、レフトの頭上を 余裕で抜けるかと思ったその打球を
ヤングパイレーツのレフト 安田(悠)選手がランニングキャッチ!
ファインプレイ!!!

抜けていれば、もうひと波乱あったかもしれない
ホワイトキャップスの猛攻をしのぎ
ヤングパイレーツが5対2で勝利し、トーナメント準決勝に進出しました。

ヤングパイレーツの有田投手のように
四死球を出さないというのは、本当に大事ですね。
守備がしっかり守ってあげれば
ヒットを打たれたとしても
そう簡単に点をとられないものなんですよね。

そのヤングパイレーツと準決勝で対戦するのは
瑞穂野球倶楽部を9対0。
プレジャーズ・アボリンズ連合を6対0と
無失点で勝ち上がってきた
レッドリーグ王者 ビーマックスです。

来週11月25日日曜日 千葉公園球場で行われる
トーナメント準決勝・決勝。

8時半試合開始 【ジャパン】 対 【ビッグウェーブズ】
10時半試合開始【ヤングパイレーツ】 対 【ビーマックス】

決勝戦は12時半からの予定です。
全国のふれあい野球ファンが駆けつける事
間違いなしです。










第25回    2018.11.11   『11.11農政決戦』

朝9時半から農政センターで行われた
ゴールドリーグ チーム・ダイナマイツ 対 セクシャル戦。

チーム・ダイナマイツは、優勝するために絶対負けられない、この【農政決戦】に、
筆者がダイナマイツの“デレク・ジーター”と評する 小安直選手と
クセ者“元木大介”と評する市川選手を用事で欠く布陣で臨みました。

チーム・ダイナマイツ先発 小安友投手とセクシャル先発 柴田投手の投げ合いで
5回裏にセクシャルが1点先制した直後の6回表。今度はダイナマイツが
クリーンナップの作田選手の一打でキッチリ同点!1対1。

作田選手といえば、先月のジャパン戦でも先制された直後に
ソロホームランを放っていて、今回の同点打で【やられたらやり返す男】として
筆者の頭に完全にインプットされることになりました!

この回ダイナマイツは、さらに小安友選手の逆転二塁打で3点を加え4対1。
セクシャルもその直後の6回裏に2点を返しましたが
【農政決戦】は、結局4対3でダイナマイツが勝利。

3年ぶりのゴールドリーグ優勝を決めました。

この試合、チーム・ダイナマイツが もし敗れれば
優勝が転がり込んでくるという立場のジャパン所属の筆者としては
この【農政決戦】の行方が、もちろん気になって仕方がなかったわけですが・・・。

今回ばかりは、観戦に行くと、逆にダイナマイツナインに気を使わせてしまうかもと
妄想し、農政行きは遠慮してしまったのでした。

そのリーグ優勝を逃したジャパンは、宮野木球場で
ふれあいトーナメント1回戦 オープン参加の【サンズ】と対戦。

サンズは、強豪ぞろいの新日本スポーツ連盟の
トップリーグで毎年優勝争いに食い込んでいるチームで
ここ数年、我がふれあい野球連盟のトーナメント戦にも
参戦し、良い刺激を与えてくれています。

そして右の写真は、サンズの1番バッター千田選手が
6回表に先頭打者として左中間に放ったソロホームランの激写です。

いつもは、ランナーが塁を埋め、チャンス到来の時に
満を持してカメラを構える筆者が、イヤーな予感を感じて
珍しくランナー無しの場面で捉えたこの写真。

筆者としては、奇跡の1枚ともいえるこの写真は
【土屋の目 ベストショットオブザイヤー2018】に
ノミネートしました。

試合は、この千田選手のホームランと5番打者吉田選手の
ソロホームランで2点を奪われたジャパンでしたが
4回裏に相手エラーでチャンスを広げたジャパンが
“音速イーグル”鷲巣選手が自慢の足でショート内野安打を放つなど
3点を奪取!
6回裏には、菅原選手のセカンド後方ポテンヒットでさらに1点を追加。
4対2で強豪サンズを破りました。

さらにダブルヘッダー2回戦でも、ジャパンがロジテムズに3対1で勝利。

再来週25日のトーナメント準決勝は、
キャッツアイ、そして中外マリーンズを撃破してきた
【ビッグウェーブズ】と【ジャパン】が対戦します。






































第24回    2018.11.4   『Whiteリーグの決着』
残り1試合・・・。
ホワイトリーグ優勝に向け、絶対に負けられない
【小中台わかば】は、千葉公園球場で【マリーンズ】と対戦。

今年度ふれあい野球連盟に新規参入。
開幕から6連勝し、ホワイトリーグ優勝争いは
小中台わかばを中心に繰り広げられてきたと言っても過言ではありませんね。

ところが、後半戦に入りアボリンズ、ウイングスに
連敗を喫し、急失速・・・。

リーグ戦最後の試合となったこの日のマリーンズ戦でも
小中台わかば先発 小関投手が4回表
マリーンズに2本の2塁打を浴び、3失点。

1対3・・・。

7回裏。2点差を追う【小中台わかば】の最後の攻撃。 
この試合展開・・・正直なところ、後半戦3連敗だったマリーンズが
このリーグ戦ラストマッチを有終の美で締めくくるものだと
筆者は、思い込んでいたのですが・・・。

この回先頭、小中台わかば5番バッター大和久選手が
レフト前に痛烈ヒットを放つと
続く6番 小関選手がサードゴロ!しかし一塁への送球が暴投となり
ボール処理をもたつく間に1点!2対3。

マリーンズは、ここからさらに2つのエラーが重なってしまい
1アウトも取れないまま、まさかまさか小中台わかばに3対4で
逆転負けを喫しました。

エラーで、目前の勝利がこぼれ落ちてしまったマリーンズでしたが
追い込まれた状況の攻撃で、キッチリ小中台わかばの先頭 大和久選手が
ヒットで出塁したことが、マリーンズ守備陣を慌てさせたのかもしれませんね。

マリーンズにとっては、6回まで好投を続けていたピッチャーが
足がつってしまい交代せざるを得なくなったことも痛かったですね。

劇的勝利を飾った小中台わかばでしたが・・・。
小間子球場で行われていた【ウイングス】対【ライアー】戦で
ウイングスが10対0で勝利。
【アボリンズ】対【ライアー】戦は3対0でアボリンズが勝利。

その結果、
勝点30ウイングス
勝点28小中台わかば
勝点27アボリンズ
となり、見ごたえのある熾烈なホワイトリーグ優勝争いは
ウイングスが制しました。

残るはゴールドリーグ優勝争い・・・。
チーム・ダイナマイツはこの日
プレジャーズを相手に3対0で勝利。

来週11月11日農政センターでの
【チーム・ダイナマイツ】対【セクシャル】戦。
ふれあい野球リーグ平成最後の一戦にふさわしい
注目の一戦となりそうですね!
引き分け以上でダイナマイツの優勝が決定です。

腰痛で野球もままならない筆者が言うのもなんですが・・・
ぐっと冷え込んできた11月。
グラウンドに早めに来ての準備体操など
野球シーズン最後の最後で大けがなどしないように、
十分注意しましょうね。







第23回    2018.10.28   『雨日程が生んだドラマ』

二塁塁審を務めていた筆者は、自らの良心と闘っていた。
朝8時45分から古市場球場で行われたチーム・ダイナマイツ 対 ロジテムズ戦。

現在ゴールドリーグは、この両軍と筆者所属のジャパンとで
三つ巴の優勝争いを繰り広げていて、この時点で3チームの勝点は拮抗していましたが、
残り試合数から見て、チーム・ダイナマイツが圧倒的優位な状況。

そう、つまり。ジャパンの筆者としては、チーム・ダイナマイツに
負けてほしくない・・・と言えばウソになるという胸中だったわけです。

まるで昼ドラのドロドロ劇に出てくるような極悪な本性を胸の内に秘め
ジャパンの筆者が裁くことになったこの試合・・・。

チーム・ダイナマイツ谷藤投手とロジテムズ松田投手がナイスピッチングで
無失点の好投を続けていた 4回裏ロジテムズの攻撃で、
筆者の心を揺さぶる事態が・・・。

筆者が認めるロジテムズの最強打者 深井選手が右中間のド真ん中へ
痛烈な打球を放ちます!一塁を蹴った深井選手は二塁塁審の筆者のもとへ!

狭い古市場でボールの跳ね返りをあっという間に拾った外野手が
二塁へ送球!クロスプレー!!

あの女子プロレスの極悪レフェリー 阿部四郎氏のように露骨なまでに
『セーフ!!!!!』と言ってやりたい!

そこをグッとこらえ、冷静沈着!客観的に『アウト!!!』とコール!
筆者の心はそこまで腐っていませんよ。

その代わり・・・心の中で『深井ちゃん!なに暴走しちゃってんの!!』
『ランナーコーチ!止めてあげないと!!』と叫び、もしかしたら
かるーくロジテムズベンチに厳しい目線を送ったかもしれない筆者。

結局試合は、ロジテムズが5回裏に1点を先制したものの
チーム・ダイナマイツがすぐさま2点を奪い逆転し、
最終回にさらに1点を加え、3対1でチーム・ダイナマイツが勝利しました!

そして、次の試合は、チーム・ダイナマイツ 対 ジャパン戦。審判はロジテムズ。
この試合にチーム・ダイナマイツが勝てば、優勝が決定。
一方、ジャパンが勝てば、逆転優勝の可能性が まだ残る形に・・・。

チーム・ダイナマイツ小安友投手とジャパン星野投手が
序盤を無失点で抑えていたこの試合。

試合が動いたのは4回裏ジャパンの攻撃。
5番川崎選手が弾丸ライナーの2ランホームランで先制!
すぐさま5回表にチーム・ダイナマイツの4番作田選手のソロホームラン!
今度はジャパンが5回裏に、ツーアウトランナー2塁から、また川崎選手が
左中間にタイムリーツーベース!

この一打が、結果的にチーム・ダイナマイツの追い上げムードを断ち切った殊勲打となり
試合はこのまま3対1でジャパンが勝利しました。

続くダブルヘッダー2戦目。ジャパン 対 プレジャーズ戦でも
5番に座ったジャパン川崎選手が またホームランを放つなど
7対1でジャパンがこの日2連勝。

これで全日程を終えたジャパン。
残り2試合を残すチーム・ダイナマイツは1勝1分以上なら
3年ぶりの優勝が決定します。

そしてホワイトリーグの大一番 ウイングス 対 小中台わかば の一戦は
3対1でウイングスが勝利し、優勝に大きく近づきました。
しかし、まだ1試合残っています!
アボリンズも含めて、ホワイト優勝争い まだわかりませんよ。









第22回    2018.10.21   『逆転の予感?』

午前中の用事を済ませ、筆者が向かった先は、農政センター!

グラウンドに到着するやいなや、まさに“いきなりクライマックス”でした!
すでに6回裏まで試合が進んでしまっていた
ホワイトリーグ ドスカラス 対 フリーダムの一戦。

3対4。

1点負けているフリーダムがノーアウトランナー1塁2塁と
逆転のチャンスで迎えたバッターは
【フリーダム】のチーム名を体現して生きる“アラフィフ自由人”草尾敦選手。

痛烈ピッチャーゴロを放つと、ピッチャーが三塁へ悪送球!
フリーダムが土壇場で4対4の同点に追いつきました。ここで!

『代打 オレ!』

ノーアウトランナー2塁3塁と、おいしい場面で
中村監督が自ら打席へ立つと、やってくれました!
見事センター前へ2点タイムリー!  激写です。

『さすがだな、あの男・・・』

チームメイトのハートを鷲掴み!チームの顔 2人の活躍で
フリーダムが6対4で逆転勝利を収めました。

その農政センターでの第4試合。
ゴールドリーグ 中外マリーンズ 対 ホワイトキャップス戦。

ホワイトキャップスは、すでに降格が決定しているものの
中外マリーンズと残留争いを繰り広げる
千葉テプーン、チューハイズのためにも
消化試合では済まされない!そんな意味のある一戦でした。

1対4と3点リードされていたホワイトキャップスは7回表。
最後の攻撃でツーアウト満塁の大チャンス!
先ほどのフリーダムの逆転劇が頭をよぎる筆者・・・。

ここで1番打者飯塚選手が、レフト線へと転がる
痛烈2点タイムリーを放ち、3対4と1点差に迫ります。
筆者のカメラが本日2度目の激写にも成功!

マジ逆転あるかも!?  1点差。ツーアウト1塁2塁。
ここで2番 宇野選手が中外マリーンズ 小林投手の投じた1球を
痛烈ミート!

『カキーン!!』

が、しかし!確かな手ごたえがあったはずの宇野選手の打球は
まさかのピッチャーライナー!

ホワイトキャップスの追撃を振り切り、4対3。
中外マリーンズがゴールドリーグ残留を決めました!

試合前、ホワイトキャップスの今シーズンの戦いを総括し
【エラー】を反省点に挙げていた伊東監督。

そう言われてみると・・・
中外マリーンズ先発 井上(大)投手と
ホワイトキャップス先発 竹林投手が、引き締まった試合を演出した中で
中外マリーンズの得点シーン 【3回裏の2得点】&【5回裏の2得点】では
たしかにホワイトキャップス守備陣のエラーが1個ずつ絡んでいました。

ホワイトからレッド、そしてゴールドへと、リーグを駆け上っていくほど
特に問われるのが【守備力】なのかもしれませんね。

そしてレッドリーグ稲毛フェニックス 対 クリアーズ戦は
5対2で稲毛フェニックスが勝利し、勝点13で全日程を終了。

同じく勝点13で、残留を争う美浜シャークスが
クリアーズとの最終戦に勝つか引き分ければ
残留の切符は美浜シャークスに!負ければ稲毛フェニックスに!

11月の美浜シャークス 対 クリアーズ戦にも注目してくださいね!

その前に、来週のゴールドリーグ優勝決定戦!
チーム・ダイナマイツ 対 ロジテムズ。
チーム・ダイナマイツ 対 ジャパンの
名付けて【10.28三つ巴ダブルヘッダー】。

そしてレッドリーグ優勝決定戦!
小中台わかば 対 ウイングス。

全国のふれあい野球ファンのみなさん、各グランドに集結ですよ!















第21回    2018.10.7   『10月の真夏日!』

6回表 千葉テプーンの7番打者 岩瀬選手が
センターオーバーのタイムリー二塁打を放った
瞬間をとらえた1枚!

もしかしたら、筆者的には、今季のベストショットと言っても
いいかもしれない やや逆光気味なところが
お気に入りの写真です!

ゴールドリーグ 千葉テプーン対チューハイズ IN有吉球場。

この日 チューハイズはゴールドリーグ生き残りを賭けた
ダブルヘッダーでした!

ゴールド残留争いで2席の残留枠に滑り込むのは
勝点15 千葉テプーンか! 勝点12 中外マリーンズか!
勝点9 チューハイズか!

この日、チューハイズは、1試合目の中外マリーンズ戦で
中外マリーンズ先発 小林投手の緩いボールに対し
10本のサードゴロを打たされるなどで、1対4で完敗。

これで、ダブルヘッダー2試合目の千葉テプーン戦は、
残留するために、絶対に勝たなくてはならない
しびれる一戦となったのでした。

そんな中、冒頭の千葉テプーン岩瀬選手の一撃は
序盤6点を先行し、優位に試合を進めていたはずの
チューハイズナインに 大いに冷や汗をかかせる
一打だったかもしれません。
6対0だったはずが、試合終盤の6回表までに、じわりじわりと6対5。
1点差にまで追い詰めてきた千葉テプーン。

そんな千葉テプーンの追い上げムードを打ち払ったのが
チューハイズの4番打者 山田選手!

6対5で迎えた 6回裏 ツーアウトランナー2塁の場面で、
殊勲の左中間安打を放ち、1点追加で7対5にしました。

この1点が、千葉テプーンに傾きかけていた試合の流れを
チューハイズにグイっと引き寄せ直しましたね。
試合はこのまま7対5で終了し、チューハイズが
ゴールド残留へ望みをつなぐ勝利!

これで千葉テプーンが勝点15。中外マリーンズも勝点15。
チューハイズ勝点12となり、残り2試合ある中外マリーンズが
一歩リードの形のまま、どうやら最終戦まで、もつれこみそうですね!

そして、レッドリーグ優勝争い!注目の昭建は
大宮高校グラウンドでヤングパイレーツと対戦!
ところが・・・まさかのコールド負けを喫する結果に。

これを受けて、昭建とデッドヒートを繰り広げていた
ビーマックスが逆転優勝を決めました!

そしてホワイトリーグも、この日
アボリンズが勝利し、後半戦3連勝!メイクミラクルか!?

勝点25 小中台わかば。 勝点24 ウイングス、
勝点24 アボリンズ。
うーん、目が離せませんな・・・・。







第20回    2018.9.23   『偉業達成の追い風か!?』

サンスポ、スポニチ、ニッカンの3つのスポーツ紙が
大きく一面で報じた千葉ロッテマリーンズ福浦和也選手(42)の
2000安打達成!!!!

1994年からロッテ一筋25年。42歳9カ月での偉業は
まさに【千葉の誇り】。平成ラストイヤーに決めたことも
メモリアルな金字塔となりましたね。

その福浦選手がプロ生活をスタートさせた1994年。
当時 第10回ふれあい野球リーグ戦で
ホワイトリーグ初優勝を飾っていたのが、ドルフィンズでした。

しかも【ドルフィンズ】・・・という【マリーンズ】っぽいチーム名。

福浦選手の偉業が一面を飾った日に
【ドルフィンズ】が有吉球場で試合をすることに
不思議な縁を感じてしまっていた筆者。

レッドリーグ 昭建 対 ドルフィンズ 戦を
ここまで感傷に浸って見守っていたのは
おそらく筆者だけかもしれませんね。

この試合、昭建の川浪投手とドルフィンズ大田川投手が
外角低めに両投手ズバズバと決め見ごたえのある投手戦に!

今シーズンの実績からみれば、昭建が優位のはずでしたが
この日の試合は、福浦選手の2000安打の追い風を
ドルフィンズが、もろに受けていたのか!?

ドルフィンズ打線が、川浪投手の決して甘くはない球を
しぶとく右方向に打ち返し、最終回には4番 富澤選手のヒットから
エラーにも助けられ、右方向連打で、さらに4点を追加。
終わってみれば、ドルフィンズが6対0で勝利し
ゴールドリーグ昇格を決めました。

そして、有吉球場で行われた もう1試合
ゴールドリーグ ジャパン 対 セクシャル戦。

3対3で迎えた6回裏 ジャパンの攻撃。

ノーアウト ランナー2塁3塁から
6番川崎選手のボテボテのサードゴロの間に
思い切ってスタートを切った3塁ランナー伊橋選手が
本塁を駆け抜け、1点を勝ち越したジャパン!
4対3で接戦を制し、
チーム・ダイナマイツ ロジテムズとの
三つ巴の優勝争いに、望みをつなげています。

千葉大宮高校グラウンドでは、
ドルフィンズと同じく、1994年の“福浦選手元年”に
レッドリーグで初優勝していたスターズが
試合を予定していましたが、グラウンドコンディション不良で
試合中止に・・・・。

現在レッドリーグで、美浜シャークス 稲毛フェニックスと
熾烈な降格争いを繰り広げるスターズ!

ドルフィンズのように【福浦選手2000安打の追い風】を
受けることができるのか!

とはいえ、まずは今回の福浦選手の偉業に
サッポロビールで乾杯!!

















第19回    2018.9.2   『頭をよぎるあのことば』
市原市のゼットエーボールパークで行われた
【第36回千葉県早起き野球大会】決勝戦に勝ち上がったのは・・・。

宮川電気通信チーム(千葉市早朝) 対 サンディーズ(木更津市早起き)

宮川電気通信チームは、準決勝で
我らがふれあい代表 チーム・ダイナマイツを3対2で破り
決勝に進出!途中まで2対0で勝っていたダイナマイツは
中盤で追いつかれ、最終回に1点勝ち越され、決勝進出を逃す結果に・・・。

一方のサンディーズは1回戦で同じくふれあい代表 ジャパンを
5対4で破り、準決勝でも市原市早起き代表の
ダスキンレントオール千葉イベントセンターを3対0で撃破!

ジャパンもサンディーズを相手に最終回で4対3と逆転したものの
その裏に追いつかれ、4対4の同点となり、時間切れ。
【ノーアウト満塁】から攻撃が始まる延長サドンデス戦となり
ジャパンは最後の最後、ツーアウトからセンター前ヒットを浴び
4対5で1回戦負けを喫しました。

決勝戦では、宮川電気通信チーム先発の内海投手が躍動!
筆者がここ数年見た中では、一番速いのではないかと感じるほどの
剛速球を武器に、サンディーズ打線を1安打完封。
4対0で宮川電気通信チームが勝利し、4回目の優勝を飾りました。

高いレベルの大会で勝ち抜くチームというのは
特に走塁の意識が高いように感じました。

宮川電気通信チームの攻撃でノーアウトランナー2塁の場面。
ここで打ち損じ、1塁側に上がったファールフライを
一塁手がスライディング好捕!
すかさず2塁ランナーがタッチアップし、3塁を奪いました!
一塁手が体勢を崩すだろうと、狙っていたんですね、2塁ランナーは。

結果的に、これが得点につながり、
3番バッターのライトフライで、タッチアップ1点!

隙を逃さず、次の塁を奪う。
また、ランナーを進めることを意識した
右方向へのバッティング。

頭では分かっているものの、
チームで徹底し、実践することの難しさといったら・・・。

そういえば、かの名将 野村克也監督が
【勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし】
と、語っていたような・・・。

勝つときには、どうして勝ったのかわからないような
不思議な勝ちがある一方で、
負けるときには、負けにつながる確かな要因が
あるというわけですね。

打ち損じ、コントロールミス、エラー、走塁ミス、サインの見落としなど
【野球は失敗のスポーツ】とも・・・by野村監督。
つまり、【失敗】をしないように、理にかなった野球をすることが
勝利への近道だということですね。

“球界のバイブル”野村監督のありがたい教えを
もう一度、熟読したくなった、県大会決勝戦後の筆者。

たしか家の書棚の奥底に眠っていたはずの『野村ノート』。

宮川電気通信チームの宮川監督(73)が
野村監督に重なって見えてきた、帰り道の車中の筆者であった・・・・。










第18回    2018.8.25   『セブンイレブンスタンドデッキ』
8月25日土曜日。ZOZOマリンスタジアムの電光掲示板には
『ふれあい野球連盟御一行様』と、まぶしい表示が・・・。

今年はロッテ対オリックス戦を観戦しながらの毎年恒例
ふれあい野球連盟【納涼会】は
各チームからの関係者などおよそ120人が参加。

レフトスタンドの【セブン・イレブン スタンドデッキ】を貸し切り
ビアガーデン気分で、夏の夜を満喫しました。

その納涼会で見かけた、筆者は初対面のこの方。
長年、ふれあい野球連盟の名簿の印刷を
引き受けていただいているお二人で、
こうして連盟の行事に毎年駆けつけていただいていることに感謝感激。

草野球のグラウンドで顔を合わせる人だけではなく
多くの人が、陰ながら少しずつ支えていただいて、
34年の歴史を刻んできたのが、ふれあい野球連盟なのです。

お酒を飲みながら、各チームと交流を深め
『絶対負けねー!』などと、野球談議にも花が咲いた納涼会。

後半戦に向け、多くのチームから
一言ずつ意気込みを聞くことができました!

美浜シャークス『メンバー集まれ!』
ホワイトキャップス『負けない!』
スターズ『頑張って3つ勝ちたい!』
中外マリーンズ『ぜひゴールドに残りたい!あと3つ勝つ!』
オヤジーズ『今年は残留!』
フリーダム『最下位にはならない!』
チューハイズ『あそんでください!』
ジャパン『残り全勝!』
ロジテムズ『目指せ!初優勝!』
ライアー『不戦敗しない!』
ドスカラス『後半戦全勝で2部狙います!』
ピーコック『残り全勝!』
チーム・ダイナマイツ『優勝奪還!』
茂手木理事長『上を目指せ!』
プレジャーズ『簡単には勝点3やらないぞ!』
アボリンズ『昇格目指して残り全勝!』
ヤングパイレーツ『全勝で奇跡のゴールド昇格!』
小中台わかば『優勝目指して全勝!』
セクシャル『県大会出場枠を全勝でつかむ!』
ビーマックス『後半戦ヤンパイ戦がヤマ!勝って優勝旅行だ!』
マリーンズ『目指せ!レッドリーグ!』
瑞穂野球倶楽部『世代交代の必要性を感じている』
ウイングス『とりあえず昇格!』
昭建『ゴールド昇格!』

優勝、昇格を目指し、とにかく残り全勝というチームや
上位陣イジメにキラリと目を光らしているチーム。
さらに、結構多くのチームから聞こえてきたのは
メンバー集めが毎回難航しているという嘆き。

日曜日が試合だというのに金曜日あたりになっても
なかなか返事が来なかったりすると
監督的には、精神的にツライんですよねー。わかります!!

各チームの選手の皆さん!
監督さんの負担を減らしてあげるため
試合に行けるときには、早め早めに【参加表明】を
自分からしてあげてくださいね。

前半戦、あまり参加できなかった草野球戦士の皆さん!
後半戦・・・・いつくるか?今でしょ!
















第17回    2018.8.19   『優勝マジック点灯』
お盆が明けて、後期日程がスタートした
千葉ふれあい野球リーグ戦。

レッドリーグで前期日程を全勝の勝点27で折り返した1位昭建は
いきなり2位ビーマックスと対戦。

ビーマックスも前半戦は、昭建に負けた1敗のみで勝点24。

レッドリーグの後半戦初戦は、優勝決定戦ともいえる大一番となりました。

1回裏 ビーマックスの攻撃で筆者のカメラがとらえた衝撃の一発!
5番打者小島選手が有吉球場バックスクリーンに2ランホームランを
放ちました。この回、先頭打者だった吉原選手もレフトにホームランを放っていて
3点を先制したビーマックス。

前半戦の昭建対ビーマックスは2対1で昭建が勝利。
打倒昭建に燃えるビーマックスが後半戦に向け、用意した秘策・・・。

それが右の写真の【ギガキング】という高額バットだといいます。
昭建戦で初めて封印を解き、初回いきなり2本の本塁打と
あわやホームランの二塁打がとびだしました。

『打率は金で買う時代』  『いい買い物をした!』と豪語し
大盛り上がりのビーマックスナインでしたが、ご謙遜、ご謙遜。
お見事なバッティングでした!!

しかし、昭建は、2回表に2点。3回表に1点を返し
3対3の同点に!ここまで無敗は伊達ではありません。
前半戦もいくつかの試合を、大逆転でひっくり返し
しぶとく勝ちを積み重ねてきたのが昭建なのです。

負けない昭建と勝たねばならないビーマックス。

6回裏に試合が動きました。3対3で迎えたビーマックスの攻撃。
1アウト2塁3塁で3番打者 関選手がレフト前に2点タイムリー安打。

これが決勝打となり5対3でビーマックスが勝利。
残り3試合。9勝1敗 勝点27で昭建とビーマックスが並び
レッドリーグ優勝争いは、ここ数年で稀にみる
熾烈で、面白い展開となっています!

この昭建対ビーマックス戦の前。
有吉球場で11時から行われた
ゴールドリーグ ロジテムズ対ジャパン戦。

9時から11時までの枠で、“ふれあい野球リーグではないチーム”の
試合が行われていて、試合終盤の時間帯に
審判と片方のチーム側に了解を得て、
ロジテムズバッテリーとジャパンバッテリーが
それぞれ3塁側と1塁側のブルペンで投球練習を
行わせてもらっていたのですが・・・。

3塁側ブルペンのロジテムズバッテリーに対し、3塁側のチームから
『目障り』などと、厳しい言葉でグラウンドから出るように
言われてしまったようです。

1塁側のジャパンバッテリーは、何も言われなかったので
そのまま投球練習をしていたのですが。

ふれあい野球連盟では、前の試合の終了およそ15分前をメドに
両軍ベンチに了解を得て、ブルペンで投球練習をさせてもらうことが
認められています。

今回、事前に了解を得て、ブルペンに入ったつもりでしたが
リーグが違えば、そのあたりの認識は様々で、
快く受け入れてくれる・・・というわけにはいかないようですね。

私もバックネット裏から大声で審判とキャッチャーに
ブルペンでの投球練習をお願いしただけだったので
万全を期して、それぞれのベンチに行き、両軍の監督さんに
もっとしっかりハッキリ、お願いするべきだったなあと
反省しています。


ロジテムズバッテリーのお二人は、いきなり厳しい言葉をかけられ
グラウンドを追い出される形になり、かなり不愉快な思いをしたはずですが
ぐっと堪えていただき、冷静に対処していただきました。
ありがとうございました。

今後はほかのリーグに関しては、ブルペンにはお邪魔しない方が
無難かもしれないですね。

そのロジテムズ対ジャパンの一戦は、ナイスゲームで
テンポよく9回裏まで延長し、3対3の引き分け!

ゴールドリーグ優勝争いは、首位独走ダイナマイツが
逃げ切るか!ロジテムズとジャパンのどちらかが差し切るか!
そんな展開ですね。






























第16回    2018.7.29   『天国と地獄』
ゴールド、レッド、ホワイトの各リーグで
多くのチームが残り1試合となり、
前半戦クライマックスを迎えています。

ゴールドリーグでは、ロジテムズ、ダイナマイツ、ジャパンが
上位を決め、セクシャル、プレジャーズ、中外マリーンズが
上位5位以内進出に可能性を残しています。

ホワイトリーグでは、小中台わかば、ウイングス、マリーンズ、ライアーが
上位を決め、アボリンズも不戦敗で自滅しない限りは上位5位以内当確。

レッドリーグでは昭建、ビーマックス、ドルフィンズ、オヤジーズが
上位を決めています。
そして、残る最後の1席を争っているのが、
4勝4敗のボンバーズと3勝5敗のヤングパイレーツ。

前半戦両軍最後の1戦を残し、直接対決で決めることになった
日程委員長 津田孝雄プレゼンツ【7.29こてはし決戦】!

台風12号の影響で開催が危ぶまれた中、晴天の空の下 始まった
ボンバーズ 対 ヤングパイレーツの一戦。

ボンバーズは引き分けでも上位進出!
一方、勝つしかないヤングパイレーツは初回に2点を先制します。

2点を追う3回の表、ボンバーズの攻撃。
ノーアウトランナー1塁2塁の絶好のチャンスで
2番打者中台(凱)選手がレフトオーバー2点二塁打で同点に。
そのインパクトの瞬間、撮ってますよ、凱選手!

さらに5回表には、ボンバーズが2アウトランナー2塁から
4番宮間選手がしぶとく三遊間を抜き、タイムリーヒット!
ボンバーズが3対2と逆転!

思い起こせば、開幕4連敗だったヤングパイレーツ。
そこから上位5位進出争いまで、よくぞこぎつけたものだなあと
ヤンパイの健闘とともにボンバーズの勝利を確信した筆者。ところが!

時間的に事実上の最後の攻撃となりそうな5回裏ヤングパイレーツの攻撃。

1番日影選手がピッチャーの右前方に高いバウンドのセーフティバントを決め
執念のヘッドスライディング!すかさず盗塁でランナー2塁。

2番打者 野中選手は、きっちり送りバント。1アウトランナー3塁です。

3番藤嶋選手の打席で、ボンバーズ 痛恨のパスボールで1点献上 3対3の同点。
さらに1アウト2塁から4番吉岡選手がセンター前にタイムリー安打を放ち
ヤングパイレーツが3対4と土壇場で大逆転。
開幕4連敗から、上位5チーム入り最後の切符をヤングパイレーツが
執念でゲットしました!

振り返れば3回表 ボンバーズが2点を奪い、同点に追いついた場面。
ノーアウトでイケイケムードのボンバーズ。
さらにランナーを3塁に進められピンチが続くヤングパイレーツ。

ここでヤンパイ守備陣が内野ゴロを本塁に送球し、タッチアウトにするなどして
なんとか逆転を許さず、同点でしのいだことが、結果的に大きかったですね。
あの場面、大量得点ムードでしたからね。

来週8月5日の日程で、前半戦の全日程を終える予定のふれあい野球リーグ。
ゴールドリーグの上位5位以内進出チームは、
セクシャルか、プレジャーズか、中外マリーンズか!?
得失点差にまで もつれ込むことも有り得るんですよ。注目してくださいね。










第15回    2018.7.22   『決断を迫られる立場』

天台硬式野球場では、夏の高校野球 西千葉大会準々決勝
習志野高校 対 西武台千葉 戦が行われていて
球場周辺は、高校野球ファンで大混雑していた7月22日日曜日。

筆者は、天台軟式球場第1試合
ゴールドリーグ ビッグウェーブズ 対 中外マリーンズ 戦を観戦しようと
試合序盤あたりの9時15分ぐらいの到着を狙って、車で向かったものの
天台スポーツセンター直前での大渋滞にハマってしまい
結局、球場に到着したのは、午前10時前ぐらいで
すでに試合は中外マリーンズが10対0でコールド勝利で早すぎる決着。
1秒も試合を見ることができずに、グラウンド整備が始まっていました。

高校野球渋滞を想定し、いつもより30分早く出たはずなのに・・・
習志野人気 おそるべしですね。

さて、この日の前日、ふれあい野球連盟では
30チームの審判担当者が出席する審判会議を行い
今年の前半戦の試合中の問題点を検討しました。

『打球がピッチャーのグラブに触れた後、後方の1塁ランナーが二塁手と
          接触してしまったケースでは、守備妨害となるのか』

など、今季の試合中で判断に迷った具体例がいくつか挙げられたり・・・

『選手が連れてきた子供をベンチに入れるべきか』

などなど、各チームが真剣に議論。
そんな審判熱が冷めやらぬ中、翌日の
天台軟式球場の第2試合 ジャパン 対 セクシャル 戦で
審判の立場で見て、難しい判断を迫られる局面がありました。

この一戦の審判団は、ビッグウェーブズ。

2対1で1点をリードする2回裏 ジャパンの攻撃。
ツーアウト満塁で2番打者 右打席の長塚選手を迎えた場面。

【打った打球がバッターボックス付近で跳ね上がり
 1塁へと駆け出そうとした打者走者長塚選手が
 ボールにぶつかってしまいます。】

主審は『アウト!』とコール。

しかし、ジャパン側から
『バッターボックス内で打球に当たっている』との抗議を受け
その後、『ファールボール』と判定を訂正。

仕切り直しとなったあと、ジャパンの長塚選手が
左中間にツーベースヒットを放ち、この回2点を追加。
4対1と差を広げる結果となったのでした。

主審をやっていると、【打球が足に当たったのかどうか】とか
【バッターボックスから足が出ていたかどうか】とか
見極めることはとても難しいですよね。

今回の長塚選手の打席でのケースは、
筆者のチームで起こったことですので
長塚選手本人にぶっちゃけ聞いて見たところ
『バッターボックス内で当たっている』という見解。

長塚選手とジャパン側の立場では、主審の『ファールボール』の判定は
正しい判定を下してくれた!ということになります。

しかし、今回の場合、プレー直後に一度『アウト!』とコールしています。

各チームの皆さん、ビッグウェーブズ審判団になったつもりで考えてみてください。
どう仕切るべきでしょうか、この場面・・・。

おそらく熟練の審判の方なら、一度アウト!とコールした以上
それを覆したりせず、毅然と振る舞うべし!というのが
模範解答なのかなと思うのですが、どうなのでしょうか。

試合後、セクシャルの籾山選手にもこのプレーについて意見を聞いて見たところ
審判が一度発したコールを覆す場合、
【タイムをかけて4人の審判が集合し、話し合った上で再コール】などの
パフォーマンスがあっても良かった・・・と話してくれました。

私もかつて、主審を務めた時に、これも思い起こせばセクシャル戦でした。
農政センターでレフトのライン際に飛んだセクシャルの打者の打球を
三塁塁審が『フェア!』判定。
しかし、主審の筆者から見て、明らかに『ファール』だったことが見えたことから
『ファール』と訂正したことがありました。
しかしこの時のケースは、訂正するべきではなかったと
筆者は反省しているのですが。

サッカーW杯ではVAR判定が話題になり、プロ野球でもすでに
ビデオ判定が導入されている中、
草野球で、もしウッカリ誤った判定をしてしまった場合、
ミスが明らかだったとするならば、訂正する勇気も必要なのかもしれない。

それについての意見をまた各チームに聞いてみたいなと思いつつ、
いずれにしても最終的には何があろうとも審判の判断に従う!これに尽きます。

ビッグウェーブズ審判団の皆さん、今回のケース、
筆者も審判の立場に立ち、とても勉強になるケースだと思い
この場で題材にさせていただきました。ありがとうございました。







































第14回    2018.7.15   『酷暑のマウンド』

千葉で最高気温33.2℃を記録した7月15日日曜日。

炎天下の中、天台軟式野球場でナイスゲームを繰り広げた
ホワイトリーグ ライアー 対 瑞穂野球倶楽部の戦い!

現在 ホワイトリーグは、6勝1分無敗で独走する小中台わかばを
5勝2敗のウイングス、5勝3敗のマリーンズが追いかける形で
以下さらに、上位5位以内に滑り込む争いが
なかなか熾烈な様相を呈しています。

勝ち残りの目安となる勝ち点15にリーチをかけているのが
4勝3敗のライアーと4勝4敗のアボリンズ。

瑞穂野球倶楽部は、ここまで3勝4敗。前半戦残り2試合を連勝すれば
勝ち点15となり、上位進出へ可能性を残すことに!

つまりこの日のライアー戦は、上位に進出するためには
絶対に負けられない戦いだった訳です。

瑞穂野球倶楽部の負けられない戦いのマウンドを託されたのは
56歳の木島投手です。

瑞穂野球倶楽部は、初回に幸先よく3点を先制し
先発木島投手も3回までスイスイとライアー打線を無失点に抑えます。

しかしこの日の暑さ………。気象庁発表の33.2℃なんてものじゃなく
マウンド上は40℃近い気温だったのではないでしょうか。

4回表 ライアー打線がついに56歳木島投手を捉えはじめます。

この回先頭の2番打者鳥海選手がレフトへソロホームラン!

さらにワンアウト ランナー2塁から5番石村選手が
センターオーバー二塁打で3対2と1点差に迫ります。
石村選手のミートの瞬間。筆者のカメラが捉えました!!自慢。

この回さらにパスボールなどで1点を加え、3対3の同点に
追いついたライアー。

しかし、瑞穂野球倶楽部も追いつかれた直後の4回裏の攻撃……
8番打者 桑田選手がレフトへ魂のソロホームランで
4対3と勝ち越し弾!

瑞穂野球倶楽部の大和久監督が『まさか桑田が!』などと
“魂の男”桑田選手をディスりながら大喜び!

ところが!ライアーもその直後の5回表の攻撃。
ツーアウト ランナー2塁から
3番小川選手のレフトオーバー二塁打が飛び出し、またまた同点に追いつくと
6回表には6番柴田選手がソロホームランを放ち
ライアーが1点をついに勝ち越し5対4!

追いつ追われつの白熱のゲームは7回表、
右の写真のようにライアーの7番打者内藤選手が
右中間を破る2点タイムリー二塁打を放ったところで
時間切れ試合終了。結局10対4でライアーが勝利しました。

最終回に大量5点を奪われ、力尽きた瑞穂野球倶楽部56歳木島投手。
灼熱のマウンドで7回途中まで完投、お疲れ様でした。

これから夏本番!各チーム水分補給はもちろん
寝不足などの体調不良で試合に駆けつけたりすると
熱中症になりやすいそうです。
体調管理に気をつけながら、平成最後の夏を無事に乗り切りましょうね!!!























第13回    2018.7.1   『カラスの占い』

2018年も早いもので………ちょうど半分が終わってしまった7月1日。
【関東甲信】で早すぎる梅雨明けが話題となって迎えた 
有吉公園球場での注目の一戦!

レッドリーグ 開幕6連勝【昭建】と開幕7連勝【ビーマックス】の対決は
昭建が2対1で勝利し、全勝対決を制しました。
5勝2敗のドルフィンズ 対 4勝2敗のオヤジーズの一戦は
4対2でドルフィンズが勝利!

一方、青葉の森球場で行われたゴールドリーグ 
ここまで4勝1分の【チーム・ダイナマイツ】と5勝1敗【ジャパン】の対決は
5対4でチーム・ダイナマイツが勝利!無敗を守りました。
5勝1分1敗のロジテムズ 対 4勝3敗プレジャーズの一戦は
9対1でロジテムズが勝利!

各リーグ前半戦もクライマックスを迎えようとしている中、
ゴールドリーグはチーム・ダイナマイツが!
レッドリーグは昭建が!
先頭集団から一歩抜け出す形で、優勝争いの主役に躍り出たようです。

ところで、サッカーロシアW杯 決勝トーナメント進出を決めた日本代表は
7月3日(火)午前3時からベルギーと対戦。

ふれあい野球連盟 各チームの皆さんも気になっていますよね。
日本代表の勝敗の行方が!
そのベルギー戦の勝敗を占うために行われた………かもしれない
青葉の森球場でのホワイトリーグ【ドスカラス】 対 【ピーコック】の戦い。

【ヤタガラス】をシンボルマークとする日本代表というだけで、
【ドスカラス】を結びつけてしまうのは強引すぎると言われても
仕方がないかもしれません。ただ〝カラス〟が同じだけだと………。

もし【ドスカラス】が勝てば、日本代表に吉兆が現れる!
この日の筆者は、そんな思いを胸に秘め
【ドスカラス】推しで観戦………というか、三塁塁審を担当していたわけです。

もちろん、【アウト】なものを【セーフ】にしたとか
そういうことはありませんので。あと 審判中、写真を数枚撮ったのは
【土屋の目】特権ということで、どうか大目に見てやってくださいね。

試合は、初回にピーコックがいきなり長打を重ねるなど2点を先制!

すかさず ドスカラスは2回表の攻撃で、ノーアウトランナー2塁3塁から
7番小幡 8番小川 9番渡辺 1番中原と続く【左打ちカルテット】のうち
小川選手の犠牲フライ&渡辺監督のセンター前タイムリーが飛び出し
2対2の同点に!

さらに3回表にランナーを2人置いて、6番石坂(直)選手が
センター前ポテンヒットを放つなど、この回ドスカラスが3点を追加。

ドスカラス47歳  森(剛)投手と ピーコック44歳 石毛投手が
打たせて取るピッチングで、四球で崩れることもなく
ナイスゲームを作ったこの試合。

6回裏にはピーコックが、6番 高野選手のセンター前タイムリーと
7番 久馬監督のレフト前ポテンタイムリーで2点を返しましたが………。


結局6対4でドスカラスが勝利し、サッカー西野ジャパンも
決勝トーナメント ベルギー戦を勝ち進めることが濃厚となりました。

ちなみに………6回裏が終わって5対4。
7回表にドスカラスが1点を追加し、7回裏ピーコックの攻撃中に
時間切れでゲームセットとなったこの試合。
2018年改訂の【勝敗判定例】に則り、
試合結果は、6対4になりますから、お間違いなく。
今年から、5対4ではなくなるんですよ、このパターン。






























第12回    2018.6.24   『最終回の逆転ドラマ』

初戦コロンビアに下馬評を覆し、勝利!
サッカーロシアW杯 グループリーグ突破をかけて
いざセネガル戦へ!

負けられない一大決戦に臨む日本代表の戦いの日に
我がふれあい野球連盟の自称日本代表【ジャパン】は
【セネガル】ではなく【セクシャル】と
千葉公園球場で対戦!

しかし朝7時半、千葉公園球場の門は固く閉ざされたまま
第1試合のジャパン 対 セクシャル戦は
雨による中止が決定しました。

しかし、昼過ぎから快晴となり、午後からの千葉公園球場の試合は決行となり
筆者は、レッドリーグで開幕5連勝中の昭建 対 オヤジーズの試合を観戦。

最近は、スタンドから草野球を観戦することが多いせいか、
仕事関係者から『土屋さん、黒いね!』と指摘されることが多く
日焼けが気になる筆者は、千葉公園球場バックネット裏の室内本部席から
涼しみながら ぬるま湯観戦。

4回の裏にオヤジーズ栗山選手が第2打席で放ったレフト前ヒットの瞬間を
撮影したものの、ご覧の通り、手抜きと言われても仕方のない金網越しショット。
どうかご容赦ください。

開幕5連勝 昭建か!4勝1敗オヤジーズか!
開幕7連勝のビーマックスを追う両軍にとって負けられない一戦は
オヤジーズが2回裏に、6番小野選手のレフト線に抜けるタイムリー二塁打と
栗山選手の2点タイムリーセンター前ヒットなどで3点を先取。

さらにオヤジーズ先発の古川(希)投手が
5回までエラーでランナーは許すものの、
ノーヒットノーランピッチング。しかも無四球。

6回表にライト前にポテンヒットを許したものの
6回を投げ、無失点で3対0。
オヤジーズリードで最終回へ。

ところが。。。。。

3点を追う7回表 昭建の攻撃。まさかまさかのドラマが。

内野のエラーが重なってしまい、ノーアウト満塁のピンチとなった
オヤジーズ。

ここまで、好投を続けていた古川(希)投手でしたが
明らかにリズムが崩れてしまった最終回の投球………。
1番橋本選手、2番田原選手に連続死球。
さらに3番中村選手にも四球を与えてしまい
押し出しで3点を献上し、3対3の同点に。

そして4番鈴木選手と5番佐野選手にタイムリーヒットが飛び出し
昭建が最終回一挙7点を挙げ、3対7と昭建が大逆転勝利。

6回まで完全にオヤジーズ勝利の流れのはずでしたが、
土壇場で流れがあそこまで変わろうとは。。。。

昭建の川浪投手が2回裏の3失点以降、粘り強く無失点に抑えた頑張りが
たぐり寄せた逆転勝利かもしれませんね。

サッカー日本代表にも、この日の昭建の戦いのような
最後まで諦めない戦いを期待しつつ。。。頑張れニッポン!!!!

てゆうか………大逆転とかではなく、安心の勝ち方を願いますけどね。












第11回    2018.6.3   『ボーダーライン』
千葉ふれあい野球連盟のリーグ戦が
ゴールド、レッド、ホワイトの3リーグ制になって
今年で14年目。

10チームずつに分かれた前半戦の総当り9試合で
後半戦の上位5チームに勝ち残るために
まずは勝ち点15を奪うことが、1つの目安になりますね。

とはいえ、去年までの13回のリーグ戦の中で
勝ち点15で3チームが並び、1チームだけが
上位5チームに残れないという異例のケースが過去3回ありました。

そのうちの1回が、去年のゴールドリーグ。
前半戦終了時、5勝4敗 勝ち点15で並んだ
千葉テプーン、プレジャーズ、ロジテムズが三つ巴の争いとなり
得失点差の結果、ロジテムズが惜しくも上位5チーム入りを逃す結果と
なったのでした。

2008年には、勝ち点16でホワイトリーグの
ライアー、中外マリーンズ、ヒポポタマスが
5勝3敗1分で並び、直接対決の結果を受けて
上位5チーム入りをヒポポタマスが逃したなんていうハイレベルな年も
あったんですけどね。

こうして振り返ってみると、前半戦勝ち残りで100%安全圏と言えるのは
データ的には勝ち点17ということになるわけですが………。

あくまでも、まあ安心できる目安として
まずは勝ち点15を毎年前半戦の一つの目標に掲げているジャパンの筆者。

その勝ち点15を賭けて、この日、有吉球場で行われたのが
ゴールドリーグ開幕4連勝のジャパンと4勝1敗のロジテムズの一戦です。

特にロジテムズは去年、勝ち点15を奪ったにもかかわらず
上位リーグからこぼれ落ちてしまうというアンラッキーな体験をしているだけに
今年に賭ける気持ちが、各選手の体からほとばしる【負けられない】オーラが、
勝利への執念が、去年までとケタ違いになっていると筆者はジャパンベンチから
感じ取りました。

守備の隙をついて、少しでも先の塁を奪おうとするランナー!
それを阻止しようと、外野から矢のような送球!

一つのアウトを奪い、奪われる両軍ベンチの駆け引きを見守る筆者も
手汗の量がハンパない!ジャパン対ロジテムズ戦は
そんな緊張感あふれる一戦となりました。

ロジテムズ初回に1点を先制!
ジャパンが3回表に2点を奪い逆転すると、その裏すぐさま
ロジテムズが2点を奪い、3対2と逆転。
5回表にジャパンが1点を取り、3対3の同点に追いつくと
5回裏にまたロジテムズが1点を奪い、4対3。

見応えのある攻防戦を繰り広げた両軍の対決は
最後は5対3でロジテムズが勝利したわけですが………。

この試合のキーマンとして、筆者の目を特に引き付けたのが
ロジテムズで2番を打っていた左打者の澤井選手です。

澤井選手が初回、左中間を低い弾道で抜ける2塁打で出塁したのをきっかけに
ロジテムズが1点を先制。

さらに3回にも澤井選手は右中間に2点タイムリー2塁打を放ち、
5回の第3打席は、敬遠気味の四球。この日2打数2安打。

イメージ的には横浜の筒香選手が、2番を打っている感じで
最強打者が2番を打つというロジテムズの戦略がカッコイイ。

メジャーリーグで唱えられている【2番最強打者】理論。

ふれあい野球リーグでこれを実践するロジテムズが
ゴールドリーグで勝ち点15 一番乗りを決めました。

このダイジェストを見たロジテムズ内では、いやいや、最強打者は俺でしょ!という
猛アピールがあったりして………。
それにしても、ロジテムズ打線、おそるべし。














































第10回    2018.5.27   『全勝対決』
5番打者 神田選手がいきなりツーランホームランを放つなど
初回に3点を先制したオヤジーズ。

開幕3連勝オヤジーズと開幕4連勝ビーマックスが
有吉球場で無敗対決となった
レッドリーグ前半戦のヤマ場となる一戦です。

2回裏途中に到着した筆者は、冒頭のツーランホームランを
見逃してしまい、試合が大きく動いていたことに痛恨の思いを抱えながら
有吉球場バックネット裏に陣取ることに。

3対0。オヤジーズリードで迎えた4回裏 ビーマックスの攻撃。
ツーアウト満塁 バッターは10番森本監督です。

『監督!頼みますよ!』

ベンチからは、期待の声が飛び交います!
大事な一戦で遅刻観戦となった筆者としても
この場面、初回のツーランホームランを上回る見せ場を期待しつつ
固唾を飲んで見守っていました。

ふれあい野球連盟で日程副委員長も務める森本監督なら
筆者のためにもやってくれる!そう思っていましたが………。
森本監督はキャッチャーフライに倒れ、チームメイトからは………。

『何やってんだよーーーー!』

などと、愛のあるたくさんの罵声が森本監督に浴びせられました。
たしか、『アホンダラ!』とまで言っていた人も。
………みんなから愛されている森本監督です。

チャンスを潰したキャッチャーフライの瞬間の写真を
筆者も愛を込めて掲載します。

ビーマックスは先発小島投手が初回の3失点以降は
オヤジーズ打線を無失点に抑え、味方の反撃を待ちます。

3対1で迎えた6回からビーマックスは小宮山投手に継投。
2点リードから、さらに突き放したい7回表オヤジーズの攻撃。

ツーアウト1塁となって、バッターは、ここまで6回1失点と
先発投手として好投した4番打者 古川(大)選手。

この場面で古川選手はライト前ヒットを放つと、
芝生でイレギュラーバウンドした打球をライト守備の吉田選手が後逸。

一塁ランナーが一気にホームへ!ライトから本塁へ懸命な送球!
いい球が返ってきた!クロスプレーになる!
ランナー滑り込む!キャッチャーがタッチにいく!

判定は!『アウト!!!』

全勝対決の最終回2点差。
1点追加できるか、阻止するかで
勝負の分かれ目となりそうな超大事な場面。

このプレーの重要性を察した審判団がもう一度集まり、異例の協議。
おそらくコリジョンルールでのキャッチャーの位置などを
確認したのだろうと思います。
審判団もしびれたと思われる緊迫の判定は覆らず、
やはり『アウト!』。

こうして迎えた、2点差を追う最終回 7回裏のビーマックスの攻撃。

オヤジーズは、古川投手から小野投手に継投するも初球が大暴投。
【先頭打者として絶対出塁したい】打者心理としては
暴投の次の2球目は、四球を視野に見送るのかと思いきや!
3番バッター加藤選手は、2球目を打ちにいき、ライト前に痛烈ヒット!

結果的には、この先頭 加藤選手のヒットが大逆転の流れを決定付け、
この後、ノーアウトランナー2塁3塁となり
5番関選手が値千金 センターオーバーの同点2点タイムリー2塁打。

そして、6番石毛選手が右中間にサヨナラタイムリー!!!

レッドリーグ注目の全勝対決は
劇的な幕切れでビーマックスが3対4で勝利し、開幕5連勝を飾りました!

ビーマックス大逆転の裏で、初回以降無失点で粘った小島投手と
小宮山投手の好投を忘れてはいけません。
連勝を重ねるチームというのは、
こうした良いピッチャーの存在が光っているんですよね。







































第9回    2018.5.20   『前夜の駆け引き』


5月19日土曜日夜7時から稲浜公民館で行われた
ふれあい野球連盟所属30チーム参加の代表者会議。

その前の時間を利用して行われていた連盟の役員会の席で
筆者には、ある不安が頭をよぎっていました。。。

翌日20日の午後2時から
天台軟式野球場で行われる予定のジャパン対チューハイズ戦。

我がジャパンは、この前日の時点で、参加を表明をしている
メンバーは9人ギリギリ。
父親の十三回忌法要と重なっていた筆者も、不参加を表明していて
寝坊の前科を抱えるメンバーが多いジャパンは
一人でもうっかり寝坊してしまえば【不戦敗】の危険性があると
筆者は勝手に頭を悩ませていたわけです。

そんな時に………。

役員会の席で、筆者の隣に座っていたチューハイズ所属 
ふれあい野球連盟の試合日程を全て仕切っている
日程委員長の津田さんが
筆者の耳元でこっそりつぶやきました。

『土屋くん。今日、千葉市内の学校の運動会が結構中止で
 日曜日に順延になっちゃって、ウチ、メンバー集まるかわからないよ…』

チューハイズも、どうやらジャパン戦のメンバーが危機的状況にあるらしい。
さらに……。

『頼りのエースも、今年は不参加でさ………。』

連盟の日程委員長の看板をおろし、
チューハイズの一員として、なぜか、情に訴えかけ始めた津田さん。

運動会順延のせいで、まさかまさかのメンバー不足となり
精神的に不安定になり始めていたチューハイズ津田さんに、
筆者は運営委員長という立場を忘れ、たたみかけるように悪魔のささやき。

『今、決断するならウチが審判代わってあげましょうか』

つまり、チューハイズのメンバー不足によるジャパンの不戦勝を
前日の時点で確定させてしまおうと
審判の代役をエサに津田さんに揺さぶりをかけてみたわけです。

………冗談で言ったつもりが、予想以上にグラッときている様子の津田さん。

しかし、さすが日程委員長。そもそも20日の日曜日は
チューハイズに審判は割り当てられていないことに
津田さんは気づき、試合前夜のドス黒い密約は、決裂に終わったのでした。

という、筆者と津田さんの前夜の茶番劇はさておき………。

肝心の試合は、
ジャパンの4番 菊池選手がレフトフェンス越えの
ツーランホームランを放つなど、序盤で長打を重ねたジャパンが
12対3でチューハイズに勝利し、開幕4連勝。。。

そのほか、開幕4連勝といえば、チーム ダイナマイツも
この日、千葉テプーンに11対0で勝利し、開幕4連勝。

レッドリーグの昭建も美浜シャークスに12対2で勝利し
開幕4連勝。

ビーマックスとホワイトリーグの小中台わかばも開幕4連勝を
すでに決めていて、各リーグの優勝争いは
この5チームを軸に、展開されていくようですね。

それにしても、各チームに影響を及ぼしたとみられる
土曜日の運動会順延。日曜日は試合数が多かっただけに
メンバー集めに肝を冷やしたチームもあったことでしょうね。

ところで
相手チームのメンバー不足で不戦勝となるのは、試合当日、
グラウンドに集まって両チームが整列をした時というのが原則です。

くれぐれも筆者と津田さんのような事前の『ドス黒い密約』は
マネしてはいけませんよ。まさか本気にしていませんよね。


 
第8回    2018.5.6   『ヤングパイレーツの苦悩』


【水物】その時の条件によって変わりやすく、予想しにくい物事。

野球の世界でも、大量得点した次の試合では
さっぱり打てなくなったりする時などに【打線は水物】って
言ったりしますよね。

午前8時25分。
 第1試合が始まるおよそ20分前の有吉球場のバックネット裏で
ヤングパイレーツの安田さんが、『ウチ打てねえからなあ』と
開幕から打線が湿っているヤングパイレーツ打線を一人嘆いていました。

ふれあい野球連盟の頼れる理事として、連盟の中でも
大きな発言力を持つ安田さんが、今、自分のチームを語る口調は
どこか弱々しい。

そう、創設30年の伝統を誇るヤングパイレーツは
今、開幕3連敗の苦境に直面しているんです!

そして迎えたゴールデンウィーク最終日。
有吉球場第1試合。レッドリーグ ヤングパイレーツ対ドルフィンズ戦。

1回裏に3番打者高橋徹選手がきっちり送りバントを決めて
1アウト2塁3塁のチャンスを作ったヤングパイレーツ。

しかし、4番有田選手はセカンドフライ。
5番早坂選手はサードゴロに倒れ、あと1本が出ない。

セカンドフライとサードゴロの順番が逆だったら
1点入っていたかもしれないのに………と、
若干ヤンパイに感情移入して見守っていた筆者。

2回裏のヤングパイレーツはノーアウト満塁と
またもチャンスを作ります。

この場面で、9番三浦選手はショートゴロ。
10番荒井選手セカンドゴロと、ヒットが出ないまでも
しぶとく転がしたのですが、ホームでそれぞれフォースアウトとなり、
1番日影選手はセンターフライで、ノーアウト満塁の場面 まさかの無得点。

この時、試合前のヤンパイ安田さんの嘆きが 筆者の頭の中に蘇ってきました。

ヤングパイレーツは6回裏もヒットと四球でノーアウト1塁2塁の
チャンスを作るも、6番福田(雄)選手が試みた送りバントは
キャッチャーの目の前に転がってしまい、三塁に送球され、送りバント失敗で
この回も無得点。

一方、ドルフィンズは、4回表。
ノーアウト2塁3塁のチャンスに3番大田川選手が転がしたサードゴロが
エラーを誘い、この回1得点。

7回表には1アウト満塁で1番大崎選手がセンター前にタイムリー安打。
この日大崎選手はこれで4打数3安打。大崎選手!
タイムリーの場面、写真撮っておきましたよ!

続く2番粟野選手も三塁線を破るタイムリーツーベース。
3番大田川選手もダメ押しとなるスリーランホームランを放ち
この回5得点。

ヤングパイレーツは3回に2番打者石橋選手がソロホームランを
放ったものの、この1得点のみでした。
7対1でドルフィンズが勝利し、ヤングパイレーツは
開幕から4連敗となってしまいました。

チーム状態が悪い時というのは、どうしても心理的に
消極的になってしまって、やることなすこと裏目裏目に
転がってしまうんですよね。本当に他人事ではありません。

我がジャパンの【永遠の野球少年】糸日谷主将47歳は
ヤングパイレーツのこの日の戦いを観戦し
【走らなすぎ!】とヤンパイ安田さんに生意気言っていましたが。

でも確かに、消極的なムードを思い切って打開するために
積極的な走塁を試みてみるのも一手なのかもしれません。

が、しかし!【打線は水物】。
『ケセラセラ』(なるようになるさ)ってやつですね。

毎試合後、必ず円陣を組んで
相手チームにエールを贈ってくれるヤングパイレーツ。
筆者にとって尊敬してやまない応援したくなるチームです!



























第7回    2018.4.29   『ふれあいリーグの至宝』


自分で言うのも何ですが………ここ最近、試合を決める一打の瞬間を
なかなかの高い確率で写真で捉えている筆者。

今週もやりました!今シーズン、今のところナンバーワンの衝撃の一打を
連写で捉えた決定的瞬間2枚です。

チーム ダイナマイツの4番打者 鎌田選手がこの日
中田球場でのプレジャーズ戦で放ったレフトフェンス越えのホームランです。

見送ればボールだったと見られる低めの球を、体勢を崩すことなく
すくい上げ、高々と描いた放物線。

6対0だった5回裏にプレジャーズが2点を返した直後の
6回表の打席でツーランホームランで突き放した4番の一撃。

鎌田選手は、この日のプレジャーズ戦は
1打席目がレフト前ヒット。
2打席目がショートゴロ。
3打席目がレフト前ヒット。
4打席目がホームラン。  4打数3安打。

ちなみに開幕戦のビッグウェーブズ戦は
3打数3安打。しかも全部長打。

第2戦の中外マリーンズ戦は4打数3安打。

鎌田選手は開幕からの3試合で
11打数9安打の打率【8割1分8厘】を記録。

この3試合の打席で、2回しか打ち取られていないと言った方が
わかりやすいかもしれないですね。

10対3でプレジャーズに勝利し、開幕3連勝のチーム ダイナマイツ。
小安友投手と市川捕手は、ここ10年、ふれあいリーグが全国に誇る
名バッテリーとして君臨。

4番鎌田選手だけでなく、右の主砲 手塚選手、左の主砲 谷川選手。
ダイナマイツのデレク ジーター小安直選手など、それぞれの個性が躍動!

そんなダイナマイツの第一線の選手の中で、なんとか爪痕を残そうと
この日も地味に活躍を続けていた大ベテランのお二人も忘れてはいけません。

まだ1対0だった4回表のダイナマイツの攻撃。
谷川&手塚の連続ヒットでノーアウト1塁2塁。
この場面で9番打者 62歳の坂本選手が
高いバウンドでショートゴロを放ち、
きっちりランナーを2塁3塁へと進めます。

こうしたチーム打撃に徹する進塁打ってチームを勢いづかせますよね。

つづく10番EDH 63歳の高橋伸選手がライト前にポトリと落とす
タイムリーヒット。

60代の大先輩二人の活躍がシブすぎる。
結果的に大差となった試合の中で、この4回表の60代コンビの打撃は
大勝の流れをたぐり寄せたワンプレイだったと思います。

一方プレジャーズの菊入総監督66歳もこの日のチーム ダイナマイツ戦に出場し
小安友投手から痛烈レフト前ヒットを放ち、存在感を見せました。
菊入総監督の次男と三男が監督と主将を務め始めてから、若い仲間が集結し
【目指すは頂点!】を合言葉に、ゴールドリーグ上位陣を脅かすチームに変貌。
今回は大差で負けたダイナマイツに、次こそ本気で勝とうと狙っているところが
メキメキ急成長の秘訣なのかもしれませんね。

ゴールドリーグ上位5チームが中田球場に集結したこの日、
チーム ダイナマイツとプレジャーズのほか、
ジャパン 対 千葉テプーン戦は、6対4でジャパンが勝利。
セクシャル 対 ホワイトキャップス戦は
9対6でセクシャルが勝利。

ゴールドリーグは開幕3連勝のチーム ダイナマイツとロジテムズを
開幕2連勝のジャパン、2勝1敗のセクシャル、2勝2敗のプレジャーズが
追いかける形となり、5月13日のセクシャル対ロジテムズ戦は
ライバルチームにとっては注目の一戦となりますね!






























第6回    2018.4.22   『勝負の分かれ目』

一時は、点差が8点も開き、5回10点差コールド試合で
一方的に終わってしまいそうだと
筆者も確信したはずの天台硬式野球場 第4試合。

ホワイトリーグ アボリンズ対ヒポポタマスの一戦です。

序盤からヒポポタマスの守備のミスもあり、5対1とリードしていた
アボリンズは、4回表にも、満塁の場面で4番高瀬選手 5番平川選手の
2者連続の二塁打が飛び出し、4点を追加して9対1。
中盤まではアボリンズ楽勝ムードでした。

ところが!

試合が終わってみれば、勝ったのはなんと、9対11でヒポポタマス。

大逆転劇の最大の立役者は、ミスターヒポポタマス。
30数年を越えるチームの創設メンバー 51歳の黒坂選手だったと思います。

この日、打順10番EDHで先発メンバーに名を連ねた黒坂選手は
実は、3度回ってきた打席すべてが、ツーアウト満塁というしびれる場面でした。

1打席目のツーアウト満塁は、2回裏
1対5で負けている場面で、三振に倒れているのですが。

大差で勝てたはずのアボリンズが、試合をひっくり返されるきっかけとなった
勝負の分かれ目………。
それが黒坂選手の第2打席だったのではないかと筆者は見ています。

1対9と8点差を追いかける形だった 4回裏ヒポポタマスの攻撃。
アボリンズの先発 斉藤投手がコントロールに苦しみ四死球とエラーで満塁のピンチ。
とはいえ、余裕の点差。
9番打者 大川選手をセカンドフライに打ち取り、ツーアウトとなり………。

まだ余裕のアボリンズ。諦めムードのヒポポタマス。

そんな空気感だった、このツーアウト満塁の場面で2打席目が回ってきたのが
ミスターヒポポタマス 黒坂選手でした。

『諦めるのはまだ早い!』

そんな思いがこもった黒坂選手の魂の一撃というべきか。
一方的だった試合を繋ぎとめたセンター前ヒット。
その瞬間の写真がこちらです。
高めの球を若干およぎながら芯で捉えた技あり2点タイムリー。
これで3対9に!

この4回裏のヒポポタマスの攻撃で、もし1点も返せていなかったら、
追い上げムードも生まれないまま、アボリンズが5回に追加点を加え
コールド勝ちの流れだったような気がします。

気持ちが切れかかっていたヒポポタマスナインに
『まだいけるかも!』と思わせた、
黒坂選手の一撃は まさに反撃の狼煙となり、

次の5回裏 ヒポポタマスは3点を返して6対9。あと3点。
まだツーアウト満塁。この場面で また黒坂選手。
ここで しぶとく転がしたサードゴロがエラーを誘い、さらに1点。7対9。

続く1番中村選手が、三遊間を抜けそうなタイムリー2点内野安打!9対9の同点!
さらに2番左打者の笹山選手がレフト前に2点タイムリーヒットを放ち
9対11と、ヒポポタマスがこの回一挙8点を奪い まさかの逆転。

『9対11?どっちが9?えっ!?こっちが勝ってるんだって?』

5回が終わって、ヒポポタマスナインも何点が入ったのか
訳が分からなくなるほどの乱戦模様でした。

黒坂選手は、1年半ほど前から三重県に転勤となり
この試合前日に千葉に帰ってきて、試合が終わるとすぐに
三重に戻るという強行スケジュールでの試合参戦。

開幕2連敗だったヒポポタマス。この第3戦目のアボリンズ戦が
今季初参戦となった黒坂選手は、チームに初勝利をもたらし
意気揚々と三重へと帰ったことでしょう。

それにしてもこうした試合は滅多にお目にかかれませんよ。
1点を争うようなミスの少ない名勝負もゾクゾクしますが
アボリンズ対ヒポポタマス戦のような大乱戦も
草野球観戦の本当の醍醐味ですね。































第5回    2018.4.8   『赤いユニフォーム』

エンゼルス大谷翔平が本拠地で圧巻の3試合連続ホームランを放った話題が
駆け巡ったこの週末!天台硬式野球場でも………。

『大谷!バックスクリーン!!!!』

と、ベンチから大きな声援が上がっていました。

ゴールドリーグ 中外マリーンズ 対 チューハイズの一戦です。

5回裏 中外マリーンズの攻撃。1アウト満塁のチャンスで
2番打者の今尾選手が左打席へ!

この場面で、今尾選手と大谷翔平選手の姿を重ねて
中外マリーンズベンチが盛り上がる!

実は筆者も、なぜこの一戦を見に来たのかというと
大谷翔平選手の大活躍を受けて、エンゼルスと赤いユニフォームが似ている
中外マリーンズに狙いを定めたのでした。
しかも大谷効果で中外マリーンズが勝つ!と、勝手に妄想…………。

右の写真は、この場面で今尾選手がライトオーバーのエンタイトル2ベースを
放った瞬間を捉えた決定的写真です。
いや、数コンマ シャッターを切るのが早かったか。
チューハイズ大堀投手の真っ直ぐだったと思いますが、見事にジャストミート!

『俺のイメージでは、スタンドだったんだけどなあ』

と、2塁ベース上で今尾選手は言い放ち………
イメージは大谷がライトスタンドに放った
あのメジャー第1号ホームランだったのだろうか。

この今尾選手の2点タイムリーのほか、
さらに中外マリーンズはこの回2点を追加。
7対1と差を広げて、試合を決めました。

大谷翔平エンゼルスと赤いユニフォームが似てる
→中外マリーンズ見にいく→中外が勝ったらいいな!

そんな公平性に欠いた目線で見ていた筆者。土屋の呪いともいうべきか………。
チューハイズファンの皆さん、今回ばかりは申し訳ないです。

しかし、筆者は愕然としていた!

この中外マリーンズ対チューハイズ戦の
1試合前に行われていたドスカラス 対 瑞穂野球倶楽部戦。

写真は、瑞穂野球倶楽部の岩切選手で
筆者が球場に到着すると、試合を終えた瑞穂野球倶楽部の選手団と
すれ違い………気づきましたか、皆さん。
瑞穂野球倶楽部のユニフォームがエンゼルスの赤ユニフォームに より近いことを。

中外マリーンズは、エンゼルスというよりはフィリーズ風で、
エンゼルスつながりで観戦するならば、瑞穂野球倶楽部にするべきではなかったかと
若干の後悔が頭をよぎったのでした。

瑞穂野球倶楽部は2点ビハインドから、中盤一挙5点を奪い逆転し
6対3でドスカラスに勝利し、開幕2連勝。写真の岩切選手も
3打数1安打と活躍したのだとか。ちなみにふれあい野球連盟の事務局長を務める
大和久監督は、腰痛の悪化で試合に来ることができなかったそうで、心配です。
お大事にしてくださいね。

この日はゴールドリーグ優勝候補のチームダイナマイツが
ビッグウェーブズに13対0で勝利。ダイナマイツが開幕初戦を終えたことで
ふれあい全30チームがこれで開幕戦を終えたことに。

開幕2連勝は、今のところロジテムズ、ドルフィンズ、ビーマックス、オヤジーズ、
瑞穂野球倶楽部、小中台わかば の6チームです。

そして開幕ダッシュできなかったチームの皆さん!
中盤から追い上げての逆転優勝の方が、ふれあい野球ダイジェスト的には
オイシイですよ!































第4回    2018.3.25   『"オヤジ"の競演』
フワリと大きくあがったボールにピタリと頭を合わせ ドンピシャのヘディングゴーーール! イタリア代表GKブッフォンも とれない!!! ゴールネット右隅に突き刺さったーーーー!!!! ………あのプレイがサッカーの試合だったら。 きっとスーパーゴールとして 賞賛の実況付きで語り継がれていたかもしれない。 しかし!その場所は、天台硬式野球場だったことから もちろんゴールポストも そこにはなく…………。 あれはヘディングではなく、グローブでキャッチしなければいけない ズバリ、平凡な打球でした。 今シーズンから『荒野』改め『栗山』に名字を変更し 和菓子の老舗店『栗山菓舗』の三代目店主としてさらに心血を 注いでいくというオヤジーズの栗山選手 55歳。 美浜シャークスとの開幕戦となった1回表の守備で レフトを守っていた栗山選手は 高々とあがったライン際近くの打球を きっちり落下点に入った直後、あの中日 宇野選手ばりの 珍プレーで、頭に当ててしまったのです。 頭に跳ね返った打球は、もう一度美しい放物線を描き、 レフトの芝生を転がり続けましたが、幸いファールボールの判定で 事なきを得たのでした。 『太陽がまぶしかった。痛え〜。(頭)切れてない?』 と、球場全体を和ませてくれた栗山選手。 この珍プレーが開幕戦の緊張から解き放ってくれたのか、 この日のオヤジーズは、ランナーを得点圏に置いてから タイムリーヒットがきっちりと飛び出し 終わってみれば7対3で勝利。 栗山選手も5回の守備で汚名返上! レフトライナーを地面スレスレでランニング好捕し 先発古川投手を盛りたてました。 そして同じ天台硬式野球場で行われた ジャパン対ホワイトキャップスの開幕試合には 筆者も、ジャパンの一員として参加! 試合終盤、ノーアウト1塁2塁の場面で代打出場し、 送りバントを転がしたわけですが、 一塁へ走り出そうとした瞬間、左足ひざ裏の筋肉を たぶん軽めの肉離れ………。 47歳ともなると、誰が見ても平凡なプレーでも まさかの怪我を発症してしまうんですね。 そういえば、この日の試合前、準備運動もろくにしないまま だったことも怪我の一因だったかもしれません。 試合の方は、今シーズン3連覇&県大会優勝を目指すジャパンの 補強の目玉!先発星野投手がマンオブザマッチの活躍! 初回、ホワイトキャップスに徹底した右打ちを重ねられ、 2点を先制されましたが、その後調子を上げ、6回を投げて2失点。 打っても俊足を飛ばして3塁打を放ち、1打点と活躍。 8対3でジャパンがホワイトキャップスに勝利しています。 負けたとはいえ、創部26年目のシーズンを迎え 〝オヤジ〟多きホワイトキャップスが 若きジャパンに がっぷり四つの戦い! オヤジーズ栗山選手の元気ハツラツ珍プレー! 桜咲く春の天台硬式野球場でオヤジパワーのまぶしさを 感じずにはいられない…………。 日頃の不摂生で野球もままならない〝オヤジ〟筆者の嘆きでした。
























第3回    2018.3.18   『開花と同時に開幕!』

東京で桜の開花宣言となったこの週末、
2018年ふれあい野球リーグ戦が開幕しました!

とはいえ、彼岸の入りの日曜日、筆者はお墓参りに行ってきたわけですが
千葉では、桜の開花はもう少し先ということなのか……..
写真のように、桜のつぼみはピンクにもなっていませんでした。

ところで、18日の開幕試合で筆者が耳にした注目の大逆転劇!
それは、天台軟式球場で行われた
ゴールドリーグの中外マリーンズ対プレジャーズ戦です。

6回が終わって5対2。中外マリーンズが3点リードで迎えた
プレジャーズ最終7回表の攻撃。

この土壇場でプレジャーズが長打を重ね、
一挙6点を奪い、試合をひっくり返したのだとか!
5対8で開幕戦白星スタートとなったプレジャーズ。

ここ数年、若い戦力の加入でゴールドリーグでもメキメキと
存在感が大きくなっていて、プレジャーズは この勢いで
今年の優勝争いに本格的に絡んでくるかもしれませんね!

レッドリーグのヤングパイレーツ対 昭建の一戦は、
1対4で昭建の勝利。

ヤングパイレーツは、2回裏の守備で
満塁のピンチに、ホームゲッツーを狙い、
一塁に暴投で2点を献上するなど
この日は、守備や走塁でミスが目立ってしまったようです。

一方、昭建は 先発の小別富投手が、コントロール良く
この日無四球で完投。

ヤングパイレーツにヒット7本を打たれたそうですが、
何はともあれ、ピッチャーが四死球を出さずに
バックがしっかり守ってくれれば、そうそう点は取られないものなんですね。

ゴールドから降格し、今季はレッドリーグで戦うヤングパイレーツですが
昨季は、接戦を惜しくも落としている試合が多く、実力はゴールドリーグ級。
そのヤングパイレーツに完勝した昭建も
レッドリーグを今年こそ!制する実力ありですね。

ホワイトリーグの注目の試合は
やっぱり今季新たに加入してくれたアボリンズと小仲台わかばです。

ウイングスと対戦したアボリンズは
終盤まで0対0で接戦を繰り広げましたが
6回の裏に4点を奪われ0対4で敗戦。

小仲台わかば はマリーンズと対戦し5対0で勝利!!

新規参入2チームの明暗分かれる開幕戦となりましたが
まだまだ13試合のうちの1試合。。。。。

予想を覆す 各チームのメイクドラマ!メイクミラクル!を
ふれあい野球ダイジェストは期待しています!!!

……...開花宣言があった17日土曜日夜には
稲浜公民館で開会式が行われましたが
開会式の名場面を撮影し忘れてしまい
開会式後に行われた代表者会議の写真でご容赦ください。








































 
第2回    2018.3.4   『審判の極意とは?』
3月4日日曜日に千葉公園野球場で開催された
千葉ふれあい野球連盟の審判講習会。

そこに大きな期待を胸に秘め、参加してくれたのが、今季から新たに
ふれあい野球リーグに参加してくれることになった
『アボリンズ』と『小仲台わかば』の2チームです。

今季は、『キャッツアイ』が1年間の休部を表明したことで
28チームとなってしまいそうでしたが、リーグを救う救世主とも
言うべきか!新しいチームが参入してくれると
新たな風が吹いて、気持ちが盛り上がりますね。

各チームからメンバーを募り、
ここまでリーグ戦を盛り上げてくれた『チームふれあい』は、
今季のリーグ戦は、とりあえず不参加となりますが
今季は新たに新企画試合も予定しています!
『チームふれあい』を楽しみにしてくれていたみなさん。
見せ場はあります!『チームふれあい』は不滅です!

『アボリンズ』は、阿保監督の名前からとったネーミングです。
阿保監督の職場の仲間たちを中心に結成し
結成7年なのだそうです。
中学高校の野球部出身者が7割もいて
これまで練習試合やトーナメント戦に参加していましたが
今季初めてのリーグ参加で、ふれあい野球リーグを
選んでくれました。

『小仲台わかば』は、小仲台中学校の野球部出身者を中心に
3ヶ月前に結成したばかりのチームです。
飲み会でみんなが集まった際に、その場でチーム結成を決断し
審判講習会には6名もの大人数で
参加してくれた やる気みなぎるチームです。

その審判講習会でふれあい野球連盟審判部が……..。

『これが今日の一番大事なところです!これをマスターすれば
 キャッチャーもバッターも絶対振り向かない!』

と、訴えた 最も伝えたかった審判の極意。それが!

主審をやる際、ストライクゾーンを途中で決めない!!!

これ、どういうことかというと、
草野球では、だいたいの主審がピッチャーが投げて
キャッチャーミットに球が収まる前に
ストライクか、ボール、を頭の中で決めつけてしまっているということです。
その結果、ミットに収まった瞬間に『ストライク!』『ボール!』とコール。

これではピッチャーのキレのある変化球。
伸びのあるストレートを見極めてあげることはできないと。。。。

その結果、キャッチャーが首を傾げて主審に振り向くようなことに
なってしまうのだとか。

というわけで、今季、主審をやる際にぜひやって欲しいことは、
キャッチャーミットにピッチャーの球が収まる。そこでグッとこらえて
ミットに収まった位置をまずよく見て、その位置から球の軌道を
頭の中の記憶を辿って、少し戻してみる。

そして、ストライクで間違いない!と確信してから
初めて『ストライク!』とコールします。

つまり、判定コールの発声は、キャッチャーミットに収まった瞬間ではなく
少し時間をおいた頃合いになるはずだということですね。

ピッチャーの伸びのあるストレート!
キレのある変化球!

これをきっちり見極めてあげるために
ぜひ今季から実践して見てくださいね!








 
第1回    2018.2.25   『祝・復活!』
日本が過去最高の13個のメダルを獲得し、平昌オリンピックは
閉会式を迎えましたね!

その閉会式と同じ日に千葉公園球場で行われた、去年11月から3ヶ月越しの
ふれあい野球連盟トーナメント大会 準決勝&決勝戦。


2月の寒さがまだ残る中、
準決勝ジャパン対ヤングパイレーツ戦は5対0でジャパンが勝利。
千葉テプーン対オヤジーズ戦は9対2で千葉テプーンが勝利。

決勝戦は2年連続でジャパン対千葉テプーンの顔合わせとなりました。


ジャパン先発鷲巣投手と千葉テプーン先発石郷岡投手が
リーグ戦開幕1ヶ月も前なのに、コントロールもよく、互いに好投した中、
勝敗を分けたのは、結果的に見ると初回のタッチアップの攻防でした。


初回、先行のジャパンの攻撃。
先頭バッター鷲巣選手がセンター前ヒットで出塁し、盗塁して
ノーアウト2塁の場面。

2番バッター長塚選手がライト前方にフラフラっと上がった打球を
テプーンのライト守備 佐藤選手が前進しランニング好捕!

難しい打球を捕ったため、やや体勢が悪くなったのを見逃さなかった
2塁ランナー鷲巣選手が、浅い打球ながら果敢にタッチアップを試み、
3塁を奪います。

次の打者のショートゴロの間にホームベースを駆け抜け
ジャパンが1点先取に繋げた好走塁でした。


一方、その裏の攻撃で、千葉テプーンはすかさず2番打者 望月選手が
3ベースヒットで逆襲! 1アウト ランナー3塁の場面を作ります。

ここで3番バッター小形選手がきっちりレフトフライを上げ、
タッチアップ成功……したかに見えましたが。
ジャパンのレフト糸日谷選手が、
チームメイトですら、まさかと驚くストライク返球。

レーザービームと言うには、褒めすぎかもしれませんが
糸日谷選手のファインプレーが飛び出し
テプーンにとっては、不運とも言えるタッチアップ失敗となってしまいました。


タッチアップの走塁で運を掴み2点先制したジャパンが
その後、ノーエラーで守りきり
結局3対0で勝利。

リーグ戦に続き、トーナメント戦も2連覇を達成しました。

ふれあい野球連盟審判部の皆さんのスピーディーなジャッジで
試合時間もキッチリ収まり、ナイスゲームを演出していただきました。


というわけで……、
このふれあい野球ダイジェストですが、日曜日めでたくヒマ人となった
運営委員長 土屋が約4年ぶりの再開を宣言します!



あなたの試合会場に、いつか突然、【土屋の目】が訪れ、
好プレー珍プレーの裏側を、ウザがられない範囲内で、聞きに来るかもしれません。
その時は、試合の邪魔にならない範囲内で
どうかナイスエピソードを提供してやってくださいませ!!!